SDGsについて考える
2015 年 9 月 25 日第 70 回国連総会で採択 仮訳 我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための 2030 アジェンダ 前文 このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画である。これはまた、より大 きな自由における普遍的な平和の強化を追求ものでもある。我々は、極端な貧困を含む、 あらゆる形態と側面の貧困を撲滅することが最大の地球規模の課題であり、持続可能な開 発のための不可欠な必要条件であると認識する。 すべての国及びすべてのステークホルダーは、協同的なパートナーシップの下、この計 画を実行する。我々は、人類を貧困の恐怖及び欠乏の専制から解き放ち、地球を癒やし安 全にすることを決意している。我々は、世界を持続的かつ強靱(レジリエント)な道筋に 移行させるために緊急に必要な、大胆かつ変革的な手段をとることに決意している。我々 はこの共同の旅路に乗り出すにあたり、誰一人取り残さないことを誓う。 今日我々が発表する 17 の持続可能な開発のための目標(SDGs)と、169 のターゲットは、 この新しく普遍的なアジェンダの規模と野心を示している。これらの目標とターゲットは、 ミレニアム開発目標(MDGs)を基にして、ミレニアム開発目標が達成できなかったものを 全うすることを目指すものである。これらは、すべての人々の人権を実現し、ジェンダー 平等とすべての女性と女児の能力強化を達成することを目指す。これらの目標及びターゲ ットは、統合され不可分のものであり、持続可能な開発の三側面、すなわち経済、社会及 び環境の三側面を調和させるものである。 これらの目標及びターゲットは、人類及び地球にとり極めて重要な分野で、向こう 15 年 間にわたり、行動を促進するものになろう。人間 我々は、あらゆる形態及び側面において貧困と飢餓に終止符を打ち、すべての人間が尊 厳と平等の下に、そして健康な環境の下に、その持てる潜在能力を発揮することができる ことを確保することを決意する。
世界で電力を使えない人は7億5900万人です。 電気が来ていない村と、電気が来た村。その暮らしには大きな違いが生まれます。電気がないことでどんな困難があるのか、西アフリカの国、トーゴからのレポートです。
過去40年にわたって、 人びとが避難や移住をしなければならなくなるような 自然災害の発生件数が大きく増えています。 人に影響をあたえる自然災害の数も、影響を受ける人の数も、 大きく増えている 頻発する干ばつ、砂漠化、スーパー台風、豪雨など、増加している災害は、やむなく移動を強いられる人、食糧危機にさらされる人が増える原因にもなっています。
世界中で気候変動が起こっています。 過去30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、 1910年からの30年間の平均の約2.7倍です。 全国(アメダス)の1時間降水量50mm以上の年間発生回数 全国の1時間降水量(毎正時における前1時間降水量)50mm以上の年間発生回数は増加しています(統計期間1976~2021年で10年あたり27.5回の増加、信頼水準99%で統計的に有意)。 最近10年間(2012~2021年)の平均年間発生回数(約327回)は、統計期間の最初の10年間(1976~1985 年)の平均年間発生回数(約226回)と比べて約1.4倍に増加しています。